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もうすぐ出荷!トマト嫌いが丹精込めて作るこだわりのフルーツトマト成長期



もうすぐ、清水農園自慢のフルーツトマトの出荷が始まります。どのようにおいしく育っているのか、楽しみですね!

実は清水農園の女将さんである清水栄子さんは、トマトが嫌いなんです。トマト嫌いなのに、なぜフルーツトマトを作っているのか。その秘密はこちらの記事にあります。


トマト嫌いが作るこだわりのフルーツトマト|甘くて美味しいフルーツトマトの秘密とは


まるで子供を育てるように、愛情をたくさん注いで苗を植える前からとことんこだわって作られる清水農園のフルーツトマト。今回は、フルーツトマトの成長期をお届けいたします。

(このくらいになるのは、6月中旬ごろになると思われます!)


栄養も愛情もたっぷり注がれたトマト成長期


まずは、ハウスの温度管理から。トマトの苗を育てるハウスは25度をキープできるようで管理されています。暑さや寒さを感知して、自動でハウスが開閉する仕組みになっています。目で見て測る温度計とこの機械を駆使して、厳重に管理をしています。

1日に最低5回はハウスをチェックしに行くんだとか。それを毎日続け、おいしいトマトが作られていきます。



苗が到着してからもうすぐ1ヶ月くらいで、このくらい(上の写真)の大きさになりました。ゆっくりと丁寧に苗が育てられています。1ヶ月経つのに、まだこのくらいなの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、このゆっくり育てるというところが重要なのです。焦らずにゆっくりと、時間を味わうように育っていきます。



いよいよ、トマトの苗がここまで成長し、これからハウスに植えます。

ここで冒頭でご紹介した記事の中にも書かれている、10年かけてできたオリジナルの調合の土。この土が、トマトをさらに甘くおいしくします。



ハウスに植える前のトマトの苗は、こうやって傷がつかないように丁寧に箱に入れて、運んでいます。どの作業も、1つ1つ手作業です。

上の写真は、4月の上旬の苗の様子です。ハウスの地に植えた苗は、この後も大切に大切に育てられます。今年の苗は、とても良い状態なんだとか。



植え替えが完了すると、ハウスいっぱいにトマトの苗が並びました。土の栄養、水の栄養、美味しい空気、太陽の力をたくさん吸収して、どんどんこれから成長していきます。

この時期の北海道は、まだ寒い日もあります。暖房をつけて、温度管理をしながら育てていきます。どのような実がなるのか、楽しみですね!



4月も半ばになると、こんな風に小さな実がなりはじめました。かわいいトマトの赤ちゃんたち。赤くなるまでもうちょっとかかりますが、順調に育っています。




1期最初のトマトが、大きくなってきました。今年の苗はとても出来が良く、トマトの成長も「フルーツトマト」に適した大きさになっているそうです。トマトは、お水をあげる加減もやタイミングも重要です。この時期、まだまだ極限までお水は与えていませんが、暖房だけはしっかりとして温めて育てています。

温度管理は一定にぬくぬくと暖かくして、あげるお水には制限があるので、まるでアメとムチのよう。このアメとムチが、おいしいトマトを作る秘訣なんですよ。



4月下旬、2期のトマトやミニトマトも大きくなってきました。このトマトたちも、ハウスへお引っ越しのタイミングです。



5月上旬、たわわとなってきたトマトの摘果作業が始まりました。

そのままだと、たくさんの実がなりすぎて栄養が分散し、トマトの実が甘くなりません。トマトの中でも精鋭部隊を残し、それ以外は詰みます。

より甘くなるトマトは、栄子さんのトマト作り10年の経験から「この中でもこのトマト!」というのがわかるんだとか。よく観察すると、甘くておいしいトマトは実の模様や、緑の色の感じが少し違うのだそうです。



さらに、5月半ばになると、このくらいの大きさの実が。このトマトの上の方にある濃い緑色の部分は、トマトの美味しさのサインだそう。この色の濃さは、赤くなったあとも違いが分かるほどなのです。トマトの甘さの濃度は作り方で加減できると語る栄子さん。

トマトを知り尽くしているからこそ、言える言葉なのでしょう。ここまでくると、あと1ヶ月ほどで出荷できるようになります。



また、次々にトマトの受粉作業が進んでいます。このトマトの花は、これを見るとおいしいトマトになるかどうかがわかるそうです!栄子さんの10年の試行錯誤があればこそ、だと思いますが、おいしくなるトマトの花は上品なんだそうです。



トマトの花が咲いたら、こうやって1つずつ受粉できるスプレーをかけていきます。1週間に1度、広大なハウスの中すべてにかけていきます。これも、すべて手作業です。




もうすぐ、赤くおいしそうな実になります。ここまでくるには、あと少し。待ち遠しいですね!こんな風に、手間暇をかけてゆっくりと育てられたトマトたち。栄子さんご夫妻にとっては、子供と同じくらいかわいい存在なのでしょう。

清水農園のトマトは、他のトマトとは一味も二味も違います。トマトが嫌いな栄子さんが美味しいと思って食べられるような、愛情と職人のようなこだわりがたくさん詰まったトマトです。1年のうち、このトマトが食べられる時期は限られています。



出荷が始まったらお知らせしますので、どうかチャンスを逃さず清水農園のおいしいトマトをぜひご堪能ください。楽しみにお待ちくださいね!