清水農園のカボチャは、今まさに旬を迎えています。清水農園のカボチャは、「甘旨(あまうま)」という市場には出回っていない品種です。このカボチャを食べるとバイヤーさんはこぞって「このカボチャが欲しい!」と、他の品種ではなく「甘旨」指名で注文が入るそうです。
なぜ、バイヤーさん達がみな清水農園の「甘旨」カボチャに惚れ込むのでしょうか。この「甘旨」は、清水農園しか栽培していない「幻のカボチャ」なんです。今回は、その魅力を解説します!
農家泣かせのカボチャ「甘旨」
「甘旨」は特徴として、大きくて重量が重い大玉のカボチャなんです。これは収量が多くて良いのではと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は非常に農家泣かせです。
小さなカボチャなら、収穫も運搬も楽ですね。ですが畑いっぱいにできたカボチャを手作業で収穫するとなると、なかなかの作業量です。まして、「甘旨」のように大きなカボチャとなると、それはもう大変な作業になります。
栽培面の難しさは創意工夫でなんとかなっても、収穫時の作業負担は農家が少人数だったりご高齢だったりすると、どうにもなりません。「甘旨」は、覚悟がないと作ることができない品種です。現在では、「甘旨」を栽培している農家は清水農園だけ。ここでしか味わえないカボチャです。
なぜ育てにくい品種をわざわざ栽培するのか
なぜ、そんな農家泣かせの大玉カボチャを清水農園では栽培しているのでしょう。それは、「おいしいから」という理由、それだけです。
甘くてホクホク・しっとりのバランスが良く、ねっとりと濃厚な味わいの「甘旨」。カボチャの仕入れにくるバイヤーさんが、清水農園で栽培している品種のカボチャを蒸しただけで味付けせずに試食で食べると、全員「甘旨」を欲しがると言います。カボチャのことをよく知るバイヤーさん達をも魅了するおいしさなのです。
作る手間は惜しまず、自分たちが食べても本当においしいと思うものを。食べる人たちに心から喜んで欲しいという清水農園の気持ちが詰まったカボチャです。
清水農園のカボチャがおいしいワケとは
清水農園のカボチャがおいしいのはなぜなのか、その秘密をほんの少しだけ教えてもらいました。
肥料へのこだわり
清水農園では化学肥料を最小限にして、安心して食べていただけるよう工夫をされています。もちろん、土や水もこだわり丁寧に栽培されていますが、中でも肥料にはより深くこだわっています。
肥料の配合は企業秘密ですが、野菜の味を良くするために必要なリン酸とカリウムを肥料に混ぜて仕上げていて、カボチャ本来の味を引き出しているそうです。「甘旨」に最適な肥料になるよう試行錯誤して、丁寧に作られています。
完熟するまで収穫を待つ
「甘旨」は前述のようにもともと大きくなりやすい大玉の品種ですが、清水農園では大きくなってから完熟するまで収穫を待ちます。そして、収穫後にさらに追熟させてから出荷されるのです。
こうすることで、カボチャの旨みが増し濃厚になり、甘くてホクホク・しっとりのバランスが絶妙な、おいしいカボチャになります。
直売所でも大人気!
カボチャは直売所でも人気商品です。直売所では、収穫されたばかりの他の野菜、手作りの梅やお味噌など商品が揃っているので、足を運んでみてください。
事前に何があるか確認してから訪ねると、欲しいものを確実に手に入れられます。営業時間内に電話で確認してみてくださいね!
北海道有珠郡壮瞥町字立香162
TEL: 0142-66-3210 携帯:080-4506-8267
営業時間:AM9:00-PM5:00・定休日: 不定休
濃厚なカボチャのジェラートも
カボチャミルクのジェラートも、直売所で販売されているジェラートの中では大人気。清水農園の野菜や果物を使ったジェラートは、濃厚でおいしいと評判ですが材料は本当にシンプルなんです。
カボチャミルクのジェラートは、カボチャ、糖類、牛乳、生クリームのみ。これだけで、うっとりするほど濃厚なジェラートに仕上がっています。現在(10月)はジェラートの取り扱いが金・土・日曜日だけなので、週末はジェラートを目当てにドライブへ出かけてみてはいかがでしょうか。
オンラインでの購入はこちら
清水農園のカボチャは、オンラインでも購入できます。他にはない、清水農園ならではのカボチャに出会えるのは、1年で今だけ。この機会を逃さず、ぜひご堪能ください!
まとめ
清水農園のカボチャを食べると、もう他のカボチャでは満足できないというお声もよく聞きます。濃厚な味わい、甘さと食感が他のカボチャとは全く違うという感想が多く、一度食べるとリピートしてしまうようです。
もうすぐハロウィンですね。清水農園のカボチャでハロウィンを楽しんでみてはいかがでしょうか。出荷の期間が限られているので、お早めにお求めください!
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