「幻のジャガイモ」と言われる「インカのめざめ」は、スーパーなどではあまり見かけない珍しい品種ですが根強い人気があります。清水農園でも栽培しており、清水農園のインカのめざめはしっとりしながらもホクホクし、滑らかで甘みが強く素材本来の旨みを感じる非常に人気が高いジャガイモです。
なぜ、インカのめざめが市場に出回らない希少品種にも関わらず、清水農園では栽培できて人気が高いのでしょうか。今回はその秘密に迫ります!
そもそも「インカのめざめ」ってどんなジャガイモ?
普通のジャガイモとは一線を画した味わいの「インカのめざめ」。南米・アンデス由来の品種で、日本人に好まれるよう品種改良されたジャガイモです。まずは、一般的な特徴をまとめてみました。
強い甘みときれいな黄色が特徴
インカのめざめは、とにかく強い甘みが特徴。初めて食べた人は、本当にジャガイモ?と驚くほどです。その糖度は、6〜8度もあるんだとか。一般的なジャガイモと比べると倍くらいあります。
また、外見は一見すると普通のジャガイモですが、中はサツマイモのようなきれいな黄色。見るからにホクホクしておいしそうです。
小粒ででんぷん質が豊富
インカのめざめは、比較的小さなジャガイモです。もともと品種の特徴として、芋の大きさが大きくならいので収量が少ないため、儲けにならないと栽培する農家さんが少ないのです。手間暇かけて育ててもたくさん収穫できないので、市場に出回りにくいのですね。
またでんぷん質が多いのでホクホクしていますが、しっとり・ねっとりと濃厚な味わいも大きな特徴です。このホクホクとしっとり・ねっとりのバランスの良さが、インカのめざめならではの味わいを生み出しています。
芽が出やすいので農家に敬遠されがち
インカのめざめは、芽が出やすく長期間の保存に向かないというマイナスの特徴も。なので収穫後も流通期間が限られ、「幻」と言われて市場になかなか出回らないんです。
実は、インカのめざめは出荷しても「芽が出ている」とクレームが来てしまうことも。そんなリスクが高いジャガイモだから栽培農家がなかなか増えないというのも、希少品種である理由です。ですが、清水農園ではお客様にそこも伝えています。
それは、芽が出ていても取って食べれば特に問題はないんです。写真のように、このくらいの芽の出方なら、取ってしまえば全く問題ありません。扱いが面倒なインカのめざめをわざわざ栽培し出荷しているのは、味に自信があって皆さんに食べて欲しいからこそ。
この程度なら味にも影響がないので、取ってから調理し、インカのめざめのおいしさをぜひご堪能くださいね!
清水農園「インカのめざめ」のおいしさの秘密とは
清水農園では化学肥料を極力抑えて、土や堆肥の配合・水・温度管理などあらゆるものや工程にこだわり、全ての食物の栽培をおこなっています。看板商品のトマト以外にも、「インカのめざめ」に関してもこだわりが凝縮されています。
そのこだわりに関しては企業秘密なので多くは語れませんが、一部だけご紹介すると清水農園では除草剤を使わずに、茎が自然と芋から離れて完熟するまで待ってから収穫しているそうです。
そうすることででんぷん質がさらに増し、ホクホク感が出るとのことでした。この完熟するまで待ってから、というのがポイントで、味に濃厚さが増して他では味わえない清水農園ならではのおいしさになるんです。
清水農園の「インカのめざめ」はどこで手に入るの?
清水農園の「インカのめざめ」は、直売所で手に入ります。土日になると家族連れの方々などで賑わっております!夕方の直売所は、こんな感じでとても景色の眺めも良いんです。
まだジェラートの販売もありますので(10月は金・土・日曜日のみ)、ドライブがてら景色を楽しみつつ、直売所に立ち寄ってみてはいかがでしょう。
夜は、こんな雰囲気です。
北海道有珠郡壮瞥町字立香162
TEL: 0142-66-3210 携帯:080-4506-8267 FAX: 0142-66-3210
(電話は携帯の方がつながりやすいです)
営業時間:AM9:00-PM5:00・定休日: 不定休
LINEに登録すると、直売所の最新情報を受け取ることができます。
壮瞥町のふるさと納税で手に入れる方法
北海道の壮瞥町ふるさと納税の返礼品に、清水農園の「インカのめざめ」が使われています!
ふるさと納税については、こちらも参照してください。
お届け:2020年9月初旬〜10月末頃まで
本当にお得でおすすめなので、ぜひこの機会にふるさと納税をしてみませんか?
ホームページからのご購入
清水農園のホームページからもご購入いただけますので、ぜひご利用ください。
インカのめざめのおいしい食べ方
清水農園の女将、英子さんにインカのめざめはどのように食べるとおいしいのか聞いてみました。
インカのめざめは甘みが強いので、肉じゃがにするととてもおいしいそうです!あとは、フライドポテトもおすすめなんだとか。お客様の中には、ポテトサラダにされる方もいらっしゃるようですね。
ぜひ、お試しください!
まとめ
寒暖の差が激しい北海道は、ジャガイモの栽培に向いている土地と言われています。さらに、清水農園では栽培しにくいと言われている「インカのめざめ」を丁寧に手間暇かけて、工夫して育てています。
一度食べたらやみつきになる、甘くて濃厚な味わいのインカのめざめ。この時期にしか出会えない期間限定の幻のジャガイモを、ぜひこの機会を逃さず味わってみてはいかがでしょうか。
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